敵の頭脳〜行動を領域ごとに切り替える〜


敵を自動で動かす方法の1つに、あるステージの中での敵の存在する座標ごとに行動を変化させるというものがあります。つまり「x座標が100〜200、y座標が300〜350なら右移動する」といったような、領域を設定し、その場所ごとに行動を設定していくというものです。
この方法、例えばステージの各所に大量に設置する必要があるアクションゲームなんかの敵では、設定する必要がある領域が無数に存在することになるので現実的ではありません。しかし「AMF」のような固定されたステージ内で使用すると、敵が中々賢く動いてくれます。領域ごとに動作を設定...というのはかなりプログラミング的には基本的だったのですが、これまでこの有効性に気づいていませんでした。だから「AMF」の敵にも使われておらず、敵のスゴ味が半減しています...。


この方法に領域内外に関わらず動作をさせるこれまでの方法を組み合わせると、それなりの賢さの敵が作れそうな気がしないでもないです。